インデックス投資は投資初心者の方でも始めやすく、長い目で見れば成果が期待できる投資方法です。
しかし、当然ですが注意をしなければならない点もあります。
この記事では、インデックス投資が失敗する3つのムダについてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
結論

インデックス投資は10年単位での長期で考えなければなりません。
インデックス投資で注意すべき3点
インデックス投資で注意すべき点は大きく3点あります。
どれも投資の成績を悪化させる可能性が高くなったり、インデックス投資そのものを辞めてしまうことにつながりかねません。
充分にご注意ください。
短期売買をする
改めてですが、インデックス投資とは、インデックス(株価指数)に連動するように設計された投資信託を購入することで、市場全体に分散投資をする方法です。
市場全体に分散投資をするという性質上、短期間でのハイリターンは望めません。
10年単位での長期間に渡ってコツコツと積み立てていくことで利益を得ていくものになります。
そのため、デイトレーダーのような短期売買はまったく意味がなく、ムダな行為になります。
仮に多少の利益が出ていても、その利益を確定するのではなく、長期間に渡って保有することが大切です。
買うタイミングを見計らう
短期売買にもつながる点ですが、インデックス投資をする場合に買うタイミングを見計らうということもムダな行為になります。
投資をする場合、投資対象の売買タイミングを見計らうこと自体は意味があることですが、インデックス投資をする場合に限ってはあまり意味がありません。
その理由としては、繰り返しになりますが、インデックス投資は長期間に渡って保有するため、買うタイミングが多少前後しても大勢に影響が出にくいためです。
買うタイミングを見計らうくらいであれば、毎月の決まった日(毎月1日など)に定額を買い付ける自動設定をしてしまい、あとは放置をしておけばいいです。
それによって、価格が上昇したときは少しを、価格が下がっているときは多くを買い付けることができます。
いわゆるドルコスト平均法です。
いつ買うべきかと常に考えていたり、値動きを追っていては日常生活に支障をきたします。
そもそも本来の仕事があり、そんなことはできない人が大勢だと思います。
買うタイミングを見計らうことなどせずに、定期的に定額を買い付けていく方が精神衛生上も良いです。
自分と他人の運用成績を気にする
投資をすれば、運用成績は気になるものです。
自分の成績はもちろん気になります。
それに加えて、世間ではブログやTwitter上でご自身の投資成績を公開されている方がいらっしゃいますので、そういった情報も気になるところでしょう。
しかし、インデックス投資は長いスパンで考えるものです。
日々の結果は当然ですが、毎月の成績ですら、良い悪いと一喜一憂してもあまり意味がありません。
特に、インデックス投資ではない他の方の成績が良い場合、このままインデックス投資をし続けていいものかと考えてしまうときもあるでしょう。
こんなにも良い運用成績をあげている人がいるのだから、そっちの方法に乗り換えようとして、辞めてしまう場合もあるかもしれません。
私も過去に何度となく、そうした考えを持って悩みました。
ただし、何度考えてもインデックス投資以上に他の方法で長きに渡り資産を増やす方法はないと考えています。
平凡な人間でも継続することで、成功へ近づくことができるはずと言い聞かせて今月も積立をしていこうと考えています。
そのため、世間の目を気にする必要はありません。
自分自身の運用成績ですら、気にする必要はありません。
「継続こそ力なり」
これがインデックス投資においては最も大切なことかなと感じています。
そして、最も難しく多くの方々が挫折をしてしまうポイントなのかな、とも思います。
最後に
インデックス投資が失敗する3つのムダについてご紹介しました。
ポイントは、以下の3点です。
・買うタイミングを見計らう
・自分と他人の運用成績を気にする
インデックス投資は10年単位での長期運用が基本です。
日々の値動きに一喜一憂すること自体に意味がありません。
毎月の積立設定さえしてしまえば、投資をしていることを忘れてしまうくらいがちょうどいいものです。
※あくまでも、ものの例えです。
本当に投資していることを忘れて人生を終えてしまっては何の意味もありませんのでご注意ください。
以上、インデックス投資が失敗する3つのムダについてでした。
・短期売買をする
・買うタイミングを見計らう
・自分と他人の運用成績を気にする