【書評】敗者のゲーム:インデックス投資実践の必読書

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これまで、何度かにわたりインデックス投資の有用性をまとめてきました。

今回は、時代を超えて投資家の中で読み継がれている名著で、インデックス投資のバイブルとも言える「敗者のゲーム」についてご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

結論

 

敗者のゲームでの主張は、
個人投資家はインデックス投資をして、
それを持ち続けるべきとされている。
 

 

敗者のゲームとは

書籍名:敗者のゲーム
著者名:チャールズ・エリス
出版日:2015年1月24日(第6版)
出版社:日本経済新聞出版 

敗者のゲームは、全米累計100万部を超えるロングセラーで、多くの投資家に読まれている名著です。

本書の原題は”Winning the Loser’s Game” (敗者のゲームに勝つ)ですので、邦題とは少しニュアンスが異なります。

 

敗者のゲームの内容を一言で表すのであれば、帯にも書かれていますように、

「市場に勝とうとすることは無意味である」

になります。

 

本書ではくどいほどに繰り返し繰り返し、長期投資の有用性が説かれています。

要点は以下の3つにまとめられます。

  1. 個別株投資やアクティブ投資では市場平均に勝てない
  2. インデックス投資で長期分散投資する方が収益率が高い
  3. 資産配分は複数市場に分散させた株式100%で大丈夫

 

本書のこれらのアドバイスに従うと、購入手数料や信託報酬が安いインデックスファンドを購入し、長年持ち続けることになります。

購入するべきインデックスファンドは全世界の株式のように複数の市場に分散投資をするものになります。

そして債権や不動産といったその他の投資はする必要がないということになります。

 

詳細はぜひとも本書を読んでいただきたいのですが、これらの結論について私の率直な感想としては、

非常にシンプルでわかりやすい!

の一言につきます。

 

ただし、難しいのはこれを実践することです。

実際にインデックス投資をしていると、個別銘柄に投資をしたくなったり、株式以外の投資もしたくなったり、インデックス投資をして長年持ち続けるという行為自体が退屈に感じてしまうことがあります。

これらの誘惑からいかに抜け出せるかが、成功の可否を握ると言っても過言ではないと思っています。

 

著者:チャールズ・エリス氏とは

敗者のゲームの著者である、チャールズ・エリス氏とはどんな人物でしょうか。

日本でも知られているウォーレン・バフェット氏やジム・ロジャーズ氏ほどは有名ではないと思いますが、投資の世界では世界的に著名な方です。

 

その華麗な経歴をみてみましょう。

1937年米国生まれ

イェール大学卒業

ハーバード大学MBA(経営学修士)取得

ニューヨーク大学でPh.D.(博士号)取得

ロックフェラー基金、ドナルドソン・ラフキン・ジェンレットを経て、

1972年グリニッジ・アソシエーツ設立

代表パートナーとして投資顧問会社や投資銀行などの経営・マーケティング戦略に関する調査、コンサルティングを手がけ業界トップ経営者の間に圧倒的な信頼を得る。

2001年代表パートナーを退任し、取締役に就任。

全米公認証券アナリスト協会会長などを歴任。

 

ただただ、すごすぎる経歴です。

非の打ち所がないとはこのことでしょうか。

 

敗者のゲームは、投資業界で華麗な経歴をもつチャールズ・エリス氏から個人投資家に対して、投資で資産を増やすための有益なアドバイスを受け取ることができます。

 

最後に

インデックス投資実践の必読書、敗者のゲームについてご紹介しました。

ポイントは、以下の3点です。

・個別株やアクティブ投資では勝てない
・インデックス投資で長期分散投資をするべき
・資産は分散した株式だけでOK

 

「市場に勝とうとすることは無意味である」

この一言に敗者のゲームの真髄があると考えています。

投資を始めるとき、運用方針に迷ったとき、さまざまな場面で読み返したい名著です。

ぜひ一度読んでみてはどうでしょうか?

 

 

以上、敗者のゲームについてでした。

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