経済指標の読み方:必ず知っておきたいGDPと経済成長率

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投資の勉強

ニュースや新聞を見聞きしますと、さまざまな経済や景気に関する指標が出てきます。

投資をするときも、こうした指標を通じて現在の経済状況を知っておく必要があります。

インデックス投資であれば、その時々の経済状況には左右されることなく、定期的に淡々と積み足していけばいいですが、それでも知っておいて損をすることはないでしょう。

 

この記事では、経済指標として必ず知っておきたいGDPと経済成長率についてご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

 

結論

 

GDPとは、
各国の経済活動の大きさを測る指標。
経済成長率とは、
GDPの伸び率のこと。
ずーぼ
ずーぼ

GDPは国別でみるのと、1人当たりでみるのではランキングが大きく違います。

 

GDPとは

 

GDPとは、

国内総生産(Gross Domestic Productの略称)のことで、教科書的に言いますと、

国内の経済活動によって新たなに生み出された財・サービスの付加価値の合計のことです。

 

もう少しわかりやすく言いますと、

各国の経済活動の大きさを測る指標と言うことができます。

 

GDPは日本の場合、内閣府が年4回(3月、6月、9月、12月)発表します。

海外でも政府機関によって統計されていることが多い指標です。

 

GDPには名目GDPと実質GDPの2種類があります。

それぞれの違いを確認してみましょう。

 

名目GDPとは、実際に市場で取引されている価格(時価)に基づいて評価されたものになります。

一方、実質GDPとは、名目GDPから物価水準の変動を影響を取り除いたものになります。

 

では、実際に日本のGDPはいくらくらいで、他の国はいくらくらいなのでしょうか?

世界の上位10か国をみてみましょう。

2020年世界の名目GDP国別ランキング(IMF)単位:百万USドル

1位 アメリカ 20,932,750
2位 中国 14,722,840
3位 日本 5,048,690
4位 ドイツ 3,803,010
5位 イギリス 2,710,970
6位 インド 2,708,770
7位 フランス 2,598,910
8位 イタリア 1,884,940
9位 カナダ 1,643,410
10位 韓国 1,630,870

アメリカが1位で中国が2位、日本は3位にランクインしています。

ここまでは多くの方がご存じではないでしょうか。

4位以下はヨーロッパ諸国に加えて人口の多いインドなどが入っています。

 

つぎに各国の1人当たりGDPのランキングをみてみましょう。

国別のランキングと順位が大きく違ってきます。

2020年世界の1人当たり名目GDP国別ランキング(IMF)単位:USドル

1位 ルクセンブルク 116,921
2位 スイス 86,849
3位 アイルランド 83,850
4位 ノルウェー 67,176
5位 アメリカ 63,416
6位 デンマーク 60,494
7位 アイスランド 59,634
8位 シンガポール 58,902
9位 オーストラリア 52,825
10位 オランダ 52,248

先ほどの国別ランキングとは打って変わって、1人当たりでみてみますと、人口の少ない国が多くランクインしていることがわかります。

その中でもアメリカは5位にいるため、経済大国だということもわかります。

日本はと言うと、23位で40,146USドルとなっています。

ちなみに中国は、63位で10,484USドルです。

人口の多さが国力の1つの源泉とも言えるかもしれません。

 

経済成長率とは

 

それでは、経済成長率と何でしょうか。

よく、新興国の経済成長率が高いとか、日本は低成長の国だと言われることを聞いたことがあるかもしれません。

 

経済成長率とは、

その国の経済規模の1年間における成長率のことを言い、一般的にはGDPの伸び率を指します。

 

では、実際に国別ランキング上位3か国のアメリカ、中国、日本のGDP推移をみてみましょう。

単位 : 百万USドル 出典・参照:IMF 

こうして過去30年の推移をみてみますと、アメリカの安定した成長と中国のここ十数年の急成長ぶり、そして日本の横ばいがはっきりとわかりますね。

逆に言いますと、2020年には4倍の差が付いているアメリカと日本ですが、1990年時点では2倍弱しか差がなかったことに驚きます。

さらに言うと、2020年には3倍近くの差が付いている中国と日本ですが、1990年時点では日本が中国の8倍もの差を付けていたんですね。

 

経済成長率を計算してみますと、

アメリカは、ここ30年の平均で約4%の安定成長を

中国はここ30年の平均で約13%の急成長を

日本は30年の平均で約2%弱の低成長を

していることになります。

 

その結果として、各国のGDPはこの30年で、

アメリカは約3.5倍に、

中国は約37倍に、

日本は約1.6倍に

なっています。

 

数字でみますと、なかなかに厳しい現実が浮き彫りになりますね。

そういった意味でも、日本に住む我々としては、投資をする際にはアメリカを中心とした世界にするべきだと改めて感じます。

 

最後に

GDPと経済成長率についてご紹介しました。

ポイントは、以下の3点です。

・GDPとは国の経済活動の大きさを計る指標
・経済成長率とはGDPの伸び率
・直近30年で日本はほとんど成長していない

 

以上、GDPと経済成長率についてでした。

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