貯金をするための方法として、
- 先取り貯金
- 家計管理
について以前にご紹介をしました。
【以前の記事はこちらからどうぞ】


先取り貯金をすると、当然貯金することは可能です。
しかし、その分日々の生活に使えるお金が減るため、苦しくなってしまうこともあります。
そんな時には、細かな節約をするのではなく、大きな固定費を削減することを考えましょう。
この記事では、大きな固定費を削減するための考え方と具体的な方法についてご紹介をします。
結論

知らず知らずかかっている固定費が意外とあります。
固定費とは何か
固定費とは何でしょうか。
固定費とは、利用の多い少ないに関係なく支払う金額が一定の費用ことです。
家計の支出項目は毎月支払う金額が一定の「固定費」と、その月によって支払う金額が変わる「変動費」の2つに分けられます。
固定費は一度見直しをすると削減した効果が長く続きます。
そのため、やりくりが必要な変動費に比べて手間をかけずに支出を減らすことができます。
- 固定費:
利用の多い少ないに関係なく、
支払う金額が一定の費用
例:家賃やローン返済費、水道光熱費、通信費、駐車場代など
一度見直しをすれば、削減した効果が続く!
-
変動費:
利用の多い少ないによって
支払う金額が変わる費用
例:食費、日用雑貨費、被服費、教養・娯楽費、交際費など
削減には日々やりくりが必要!
固定費を削減する方法
固定費の削減は既に書いたように一度見直しを行えば、その削減効果を長く得ることができます。
- そのため、見直し自体は面倒であってもまずはやってみましょう。
一度だけ行えば、月に何千円で年間では万単位で変わってくるものがあります。
それらを複数行うことで、大きな削減効果を見込めます。
それでは、具体的な項目をみてみましょう。
スマホの通信費
これは典型的な固定費削減アイテムですよね。
ここ最近、ようやく大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)も格安プランを打ち出していますが、それでもやはり格安SIM会社を使うべきです。
2019年の法改正の結果、大手キャリアのいわゆる「2年縛り」の違約金が減額または廃止されたことによって、以前よりも乗り換えがしやすくなっています。
さまざまな格安SIM会社がありますので、料金プランを比較、検討されるとよいです。
と言いますと、それが面倒だと感じる方もいらっしゃると思います。
そこで、スマホ通信費の1つの結論としては、
いまは楽天モバイル一択でOK
になります。
CMなどでおなじみですが、使うデータ量に応じて金額が決まりますし、あまり使わない方(1G以下)であればタダです。
これは使わない手はないです。
「只より高い物はない」を以前にお伝えしていますが、楽天モバイルに関しては楽天経済圏への入り口として楽天がその他のサービスを改悪してでも投資をしている分野ですので、その恩恵を受けるのがお得と考えています。
出典:楽天モバイル
毎月のサブスク代
サブスクリプション(以下サブスク)サービスは非常に便利ですから利用されている人も多いのではないでしょうか。
しかし、月額ならば安く感じられる各種のサブスク代も年間で考えると大きな金額になります。
さまざまなサブスクに申し込んでいるけれど、使っていないものもある方もみえると思います。
そうであれば、動画で1つ音楽で1つなどのように、なるべく厳選して使うのがベストです。
Amazonをよく使う方であれば、プライム会員になるなど、総合的に判断するといいです。
使っていない、使わないサービスはいますぐに解約しておきましょう。
人気のサービスと価格(月額・年間)
ジャンル | サービス名 | 月額 | 年間 |
動画 | Netflix | 990円~ | 11880円~ |
動画 | Hulu | 1026円 | 12312円 |
動画 | Amazonプライムビデオ | 500円 | 4900円(年間プラン) |
動画 | dTV | 550円 | 6600円 |
動画 | U-NEXT | 2189円 | 26268円 |
音楽 | Apple Music | 980円 | 9800円(年間プラン) |
音楽 | Spotify | 980円 | 9800円(年間プラン) |
音楽 | Amazon Music Unlimited | 980円 | 7800円(年間プラン) |
これ以外にも、入っているけどあまり行かないジムの会費や定期購読している雑誌なども同じです。
本当に必要なものだけに絞って、他は解約しましょう。
解約して、不便に感じたり、必要だったと思うのであれば再度加入すれば済みます。
クレジットカードの年会費
クレジットカードも現代を生きるわれわれにとってはなくてはならないものです。
なんと言っても便利ですからね。
そんなクレジットカードですが、年間費については無料のカードから高額なゴールドカードやブラックカードなどさまざまなものがあります。
ただし、日常生活に使用するものとしては年間費無料のカードで充分です。
年間費がかかるようなカードを作る必要性があるかは、しっかりと考えなければなりません。
多くの方には必要がないと思います。
また、カードの中には毎年使うことで年間費がかからないものもあります。
そのため、使用していなければ知らない間に年間費がかかっている場合がありますので、いま一度ご自身が持っているカードを見直して、必要がないものは解約しましょう。
解約には多くの場合、ネット経由でなくてコールセンターなどに電話をする必要があります。
これは解約させにくくさせるための一手間ですが、一度の電話で何千円の固定費が削減できますので面倒がらずにやるといいです。
最後に
いかがでしょうか。
削減することができそうな固定費はあったでしょうか。
固定費の削減と言うと、家賃などの住居費や電気ガスなどの光熱費が真っ先に思い浮かんだ方が多いと思います。
しかし、今回ご紹介したようにスマホやサブスク、カードなども固定費を上げているアイテムになります。
便利なものなので使わないわけにはいきませんが、あまり固定費をかけすぎると家計を圧迫してしまいます。
今回ご紹介した中に1つでもあれば、まずはやってみましょう。
行動あるのみです。
行動すれば確実に効果は出ます。
もしもやれそうなことが複数あれば順次やってみましょう。
それだけで、毎月の家計が変わり、貯金することやそのペースが上がります。
それを実感していただきたいです。
以上、固定費を削減する方法についてでした。
・見直すべき項目は
スマホの通信費
毎月のサブスク代
クレジットカードの年会費